暑くなるシーズンに向けて身体を慣らす「春」に外出自粛が続き、

今年は熱中症になる方が多くなるのでは、との情報も。

 

脱水予防のために「お茶をたっぷり飲んでいる」という方もいらっしゃいますが、

カフェインが入っている飲み物は利尿作用があるので、、、ね。

せっかくとった水分、出ちゃいますよね。

本当は普段は「水」が一番とのこと。

(ただ、熱中症の時期やスポーツや農作業の時は適度な塩分、糖分、ミネラルが入っているものが良いですよね。)

通常の生活では「水」が一番なのですが、

「味がないとイヤ」、というカウンセラー泣かせの患者さんもたまにいらっしゃるので、

これからのシーズン、シソジュースなんていかがでしょう?

よく実家で飲んだ記憶があるのですが、

栄養を学ぶとその効能にも感心。

作り方も簡単。

①鍋に2リットルのお湯をわかし、赤シソの葉を300~400g入れて煮だす。

赤い葉がどんどん緑色になっていくのが面白いです。

②葉が赤→緑色になったら取り出して、なるべく葉を絞り水分を出しきる。

色が出てきますよ~。

③砂糖を300g入れてまぜる(この量でも甘くなるので、私はこれより少なくします)。

ミネラル成分も含まれるきび砂糖などを使ってもよいですね。今回は普通のお砂糖を使いました。

④酢を150mlいれてまぜる(酸味も好みなので、酸っぱいのが好きな方はもっと多め)。火をとめる。

赤シソのシソニンという赤い色素は酸と反応して赤色になるので、酢を入れると色が鮮やかになります(^^)

酢ではなくても、「クエン酸」の粉末だったり、レモン汁を使った作り方もあります。

⑤布かキッチンペーパーでこして、煮沸消毒した保存容器に入れ冷蔵庫で保存。

葉についていた砂が混ざらないように、念のため、こしたほうが良いかと思います。

葉を良く洗ったつもりでも、作り終わった時になべ底に砂っぽいのが残るので。

⑥好みの濃さに水や炭酸などで割って飲む♪

色もキレイでインスタ映え(笑)

シソはβカロテンが野菜の中でトップクラス。

ビタミンCも比較的含まれています。

どちらも抗酸化作用ありますね~。

その他、

シソジュースの糖分が気になる方は、「シソ酢」を作っておいてもよいですね。

シソの良い香りの成分はペリルアルデヒド。防腐、抗菌作用があります。

嗅神経を刺激し、胃液の分泌を促す作用もあるとか。

シソジュースにはお酢も入っているので、食前に飲むと消化も促してくれますね。

砂糖たっぷりで作った方は、飲む量には気を付けましょう!